オメガライナー工法
オメガライナー工法は、あらかじめ工場でω状に折りたたんだ形状記憶性能をもつ硬質塩化ビニル管を既設管内に引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元し圧縮空気により既設管と密着させ強固な自立管を構築する工法です。
技術紹介
TECH & MACHINARY
工法の特徴Feature
1安全・迅速な管路更生
加熱のみで円形にスピード復元。安全・確実な管路更生スピーディーで容易な施工性。工期短縮とコスト削減が可能です。有機溶剤を用いないため臭気が発生しません。
2建設技術審査証明
建設技術審査証明にて既設管追従性が認められています。
地盤変位等にともなう既設管への追従性を有しており、耐震性に優れます。
3認定工場で製造
（公社）日本下水道協会の認定工場で製造されており、品質が安定しています。SPR工法のプロファイルとオメガライナー工法の形状記憶塩ビ管が管更生材としては初めて（公社）日本下水道協会からⅡ類資器材として登録されました。
※出典：アーバンノーディック工法協会
施工方法Result
1既設管への引き込み
ウィンチを引込先側から引込元の開口まで伸ばし、オメガライナー先端を接続、ウィンチを巻き上げて、パイプドラムを使い既設管内へ引き込みます。
2蒸気加熱で円形復元
蒸気加熱を行い、既設管内で円型形状に広がります。形状記憶のため、折りたたんだ状態でスムーズな挿入から素早く形状を戻すことが可能です。
3圧縮空気により既設管と密着
既設管内に引き込んだ後、両端を密封し管内に高温の圧縮空気を送り込みます。空気圧によりオメガライナーは既設管と完全に密着し、その形状を保ちます。
※出典：アーバンノーディック工法協会